クライアント復元機能の動作要件と注意点

動作要件

クライアント復元機能をインストールするにあたって必要となる、コンピュータの条件は、次のとおりです。

OS (※1) Windows® 7(※2)(※3)
Windows Vista®(※2)(※3)
Windows® XP
メモリ(※4) Windows® 7 64bit版の場合: 2GB以上
Windows® 7 32bit版 / Windows Vista®の場合: 1GB以上(2GB以上推奨)
Windows® XPの場合: 512MB以上(1GB 以上推奨)
ハードディスクドライブ(HDD)
  • 起動用のハードディスクドライブ(1台目)のみ対応しています。
  • ハードディスクドライブのタイプはシリアルATA、IDE、SCSIに対応しています。
  • ファイルシステムはNTFS、FAT32に対応しています。
  • ダイナミックディスク、RAID構成のディスク、リムーバブルディスク(ローカルディスクとして認識されるものを含む)、仮想ドライブ、ネットワークドライブ、ボリュームマウントの環境はサポートしていません。
  • 復元対象パーティションごとに20%以上の空き容量が必要です。
  • 最大8つのパーティションまで復元対象にできます。
  • PC独自のリカバリー領域など、特殊なパーティション構成はサポートしていません。
  • SSD(Solid State Drive)には対応していません。インストールしないでください。

※1 マルチブート環境はサポートしていません。

※2 「Windows ReadyBoost」はサポートしていません。

※3 「Windows BitLocker ドライブ暗号化」はサポートしていません。

※4 OSとクライアント復元機能(SKYMENU University本体を含む)のみの場合です。インストールするアプリケーションに応じて、適切なサイズをお見積もりください。メモリが不足すると、動作が緩慢になる、OSが起動しなくなるなどの動作不良が発生することがあります。

パターンファイル連携とは

パターンファイル連携とは、クライアント復元機能が「有効」の状態でウイルスパターン(定義ファイル)がアップデートされた場合、OSの再起動により復元されることなく、アップデートした最新のウイルスパターンを保持できることを指します。

【注意】
ウイルス対策ソフトウェアのプログラム(エンジン)のアップデートは連携の対象外なので、自動配信されないように設定し、必ずクライアント復元機能を停止にした状態で実行するようにしてください。

パターンファイル連携可能なウイルス対策ソフトウェア一覧

クライアント復元機能において、パターンファイル連携が可能であるウイルス対策ソフトウェアは、次のとおりです。

Windows 7 /
Windows Vista /
Windows XP
  • Symantec Endpoint Protection 11.0 RU6(※1)(※2)
  • ウイルスバスター コーポレートエディション 10.5 Patch 1(※3)
  • エフセキュア クライアント セキュリティ 9.0(※4)
  • エフセキュア クライアント セキュリティ 9.1(※4)
  • ESET NOD32アンチウイルス V4.2(※5)
  • Sophos Endpoint Security and Data Protection 9.5(※6)

※1 「ファイルシステム Auto-Protect」が有効で、「Auto-Protectをロードするタイミング」が「コンピュータの起動」に設定されていると、Symantec Endpoint Protectionでエラーが発生したり、OSがブルースクリーンになる場合があります。この問題は「Auto-Protectをロードするタイミング」の設定を「Symantec Endpoint Protectionの起動」に変更することで回避できます。詳しくは、Symantec社のWebサイトをご覧ください。 http://service1.symantec.com/support/inter/entsecurityjapanesekb.nsf/jp_docid/20071114233447949?OpenDocument&dtype=corp

※2 「改変対策機能」は無効にしてお使いください。「改変対策機能」が有効の状態でお使いになるとOSがハングアップする場合があります。

※3 「不正変更防止サービス」の設定をオフにしてください。

※4 「F-Secure 管理エージェント」サービスを「自動(遅延開始)」に設定してください。

※5 「自己防衛を有効にする」の設定をオフにしてください。

※6 ディスク暗号化機能には対応していません。暗号化を行うとOSが起動しなくなる場合があります。

注意事項・制約事項

クライアント復元機能を使用するにあたって、注意していただきたいことと制約事項は、次のとおりです。

保証範囲
クライアント復元機能では、ハードディスクの物理的な障害は復元できません。また、本機能はファイル・フォルダの復元を目的としたものであり、ファイルシステムの破損を防止 / 復元するものではありません。復元が「有効」の状態であっても、OSの不正終了などは行わないでください。ファイル破損エラーやOSが起動しないなどの異常が発生することがあります。異常が発生した場合は、チェックディスクやOSのリカバリーなどを行ってください。
注意が必要なソフトウェア
クライアント復元機能がインストールされた環境で次のソフトウェアを使用した場合、ファイルが壊れる、OSが起動しなくなるなどの異常が発生することがあります。ご注意の上、お使いください。
  1. マスターブートレコード(MBR)を書き換えるソフトウェア
  2. ディスクの最適化(デフラグ)をするソフトウェア
  3. ディスクのエラーを修復するソフトウェア
  4. パーティションを操作するソフトウェア
  5. 環境を復元するソフトウェア
  6. ディスクやデータを暗号化するソフトウェア(パターンファイル連携可能なウイルス対策ソフトウェアが持つ機能を含む)
  7. Windowsに標準搭載されていない特殊なファイルアクセスをするソフトウェア
  8. 「Windows デスクトップサーチ」「Windows Search」など、インデックスを作成するソフトウェア
快適にお使いいただくために
復元が「有効」の状態で、ユーザの操作パターンを学習するような機能をお使いになると、OSを再起動するたびに学習結果がリセットされます。この場合、再学習する内容によってはコンピュータの負荷が高くなる恐れがありますので、このような機能は停止して運用することをお勧めします。特にWindows 7 / Windows Vistaの「Super Fetch」が有効になっていると、Windowsのログオンに時間がかかる場合がありますので、ご注意ください。
休止状態 / スリープについて
クライアント復元機能は休止状態およびスリープをサポートしていません。そのため、クライアント復元機能をインストールすると、次のように設定を変更します。なお、これらの設定はクライアント復元機能のアンインストール時にインストール前の状態に戻します。
OS 設定
Windows XP 休止状態への移行を抑止します。
Windows 7 / Windows Vista 休止状態およびスリープを無効にします。
クライアント復元機能のインストール後は、有効にしないでください。設定を有効にした場合、OSが起動しなくなるなどの異常が発生することがあります。
システムの復元 / スタートアップ修復について
クライアント復元機能はWindowsの「システムの復元」と「Volume Shadow Copy サービス」をサポートしていません。そのため、クライアント復元機能をインストールすると、「システムの復元」の設定を無効に変更します。
また、Windows 7 / Windows Vistaにおいて、「スタートアップ修復」と「バックアップと復元センター」の設定も無効に変更します。なお、これらの設定はクライアント復元機能のアンインストール時にインストール前の状態に戻します。
注意が必要な作業(※1)
復元対象のパーティションに対して次の作業を行う場合は、必ず事前に指定の操作を行ってください。

<事前にクライアント復元機能を「停止」またはアンインストールする必要がある作業>
  • ディスクの最適化(デフラグ)(※2)
  • チェックディスクまたはスキャンディスク
  • ディスクのクリーンアップ
<事前にクライアント復元機能をアンインストールする必要がある作業>
  • 区画変更などパーティションの操作
  • ファイルシステムのコンバート
  • ディスクのイメージング(※3)

※1 いずれもサードパーティ製のソフトウェアによる作業はサポートしていません。

※2 Windows 7 / Windows Vistaではクライアント復元機能のインストール時にデフラグの定期タスクも無効にします。

※3 イメージをコピー・リストアした環境で問題が発生する恐れがあります。

ボリューム アクティベーション 2.0について
クライアント復元機能が「有効」の状態では、アクティベーション情報も復元されます。アクティベーションはクライアント復元機能を「停止」にした状態で実行してください。なお、「キー マネジメント システム(KMS)」方式の場合、180日以内にアクティベーションを更新する必要がありますので、ご注意ください。
また、「キー マネジメント システム(KMS)」ホストにはクライアント復元機能をインストールしないでください。「キー マネジメント システム(KMS)」クライアントのアクティベーション情報が復元によりリセットされます。
既定で復元対象外に指定されている部分
次の項目は既定で復元対象外に指定されています。そのため、本商品の標準操作で復元対象外に指定しようとしても、キャンセルされます。
  • インストールフォルダなど、本商品にかかわる部分
  • ウイルス対策ソフトウェアのパターンファイル連携にかかわる部分
  • イベントログやメモリダンプなど、コンピュータの問題調査に必要となる部分
  • ページファイル
など
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※ 掲載している画面・内容はすべて開発中のものです。また、画面およびスクリーンに表示されている画像はすべてはめ込み合成です。